メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム

小児メタボリックシンドローム


◆小児メタボリックシンドローム診断基準

6〜15歳が対象の「メタボリック症候群」の診断基準は、厚生労働省の研究班が作成した小児メタボリックシンドローム基準によると、ウエストのサイズが男女とも80センチ以上を「赤信号」として、更に血圧、空腹時血糖値、高脂血症のうち2項目以上にあてはまる場合を「小児メタボリックシンドローム(症候群)」としています。
最近ではメタボリックシンドロームは予備軍も含めると中高年男性のほぼ半数があてはまると言われているほど身近な病気になってしまいました。小中学生では肥満児なら5〜20%の児童がメタボリックシンドロームの可能性があるといわれています。

ひと昔前までは成人病と呼ばれていた糖尿病や高血圧なども最近では子供たちに見られることもあります。
メタボリックシンドローム(生活習慣病)の予防は子どもの頃からの長い間の生活習慣、食習慣が大変重要なのです。

また、ウエストを身長で割った数値が0.5以上の場合「メタボリックシンドローム黄信号」、ウエスト80センチ以上であっても3項目には当てはまらない場合は「メタボリックシンドローム予備軍」として注意すべきとされています。


◆小児メタボリックシンドローム(症候群)の原因と対策

小児メタボリックシンドロームは、西洋型食事の特徴でもある肉やバター、乳製品など動物性脂肪の多い食事や、コンビニなどが増えていつでも好きなだけスナックやお菓子などを買い食いできる環境、不規則な食事時間、勉強やゲームをすることが多く運動不足になりがちなライフスタイルなどが考えられます。

子供たちの食事習慣や運動不足を改善してメタボリックシンドローム予備軍にならないように、予防が何よりも重要です。親子や友達同士などで一緒に外で思いっきり身体を動かして遊ぶ時間や場所がないことも深刻で、学校から帰ったらゲームで座っていることが多くなると運動不足は深刻化するばかりです。
子供だけで遊ぶことは今の世の中では危険でもあるため、子供が自由に安全に身体を動かせる場所作りも必要です。

子供の間にも広がる肥満の問題は早急に解決しないと、肥満児はそのまま大人の肥満になるが進んでしまいメタボリックシンドロームの危険性も高まります。

ただ小児メタボリックシンドローム対策とはいえ成長期なので、極端なダイエットは不適切なだけでなく効果的ではありません。それよりも運動を増やして消費カロリーを増やして健康的に肥満を解消する方が効果的でもあります。
また子供時代には骨に負荷を与える運動をすることで骨にカルシウムを定着させてしっかりした骨格形成をする時期なので、思い切り走ったりすることが必要なのです。子供にとって運動することはメタボリックシンドローム対策だけでなく、成長のためにも重要なのです。

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