アディボサイトカイン
【アディボサイトカイン】
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【アディボネクチン】
■アディボネクチンは脂肪の増加によって減少し脂肪組織の減量によって増加するといわれています。
内臓の周りに脂肪がたまる内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)は、動脈硬化や糖尿病だけでなく、胃がんのリスクも高めることが、
東大腫瘍外科の北山丈二講師らの研究で明らかにされました。
■<メタボリックシンドローム>になるとアディボネクチンの分泌が減少する?
上記大学の北山講師らの研究チームは、脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」というホルモンは脂肪の燃焼を助ける働きをするが、
内臓脂肪症候群になると、分泌量が減り、血液中の濃度が下がることを発見しました。
■アディボネクチンには強力な抗ガン作用が!
研究チームは、アディポネクチンに強力な抗がん作用があることを突き止めました。実験でヒトの胃がん細胞を移植したマウスにこのホルモンを投与すると、
腫瘍が最大で9割も減少したそうです。
さらに、胃がん患者75人の血液中のアディポネクチン濃度を調べたところ、がんの進行した患者ほどアディボネクチン濃度は低かったことも判りました。
このホルモンは、胃がん細胞と結合しやすい構造をしており、結合したがん細胞を殺す働きがあるとみられます。
抗がん作用は、血液1ミリ・リットルあたりの量が0・03ミリ・グラムを超えると強まりますが、内臓脂肪症候群の人の濃度はその5分の1〜6分の1
ほどだそうです。
脂肪の過剰摂取ががんの原因のひとつに挙げられますが、まだはっきりとしたがん発生の仕組みは解明されていません。
生活習慣病の原因ははっきりとしていませんが、メタボリックシンドロームを予防することで他の病気の予防にも成り得るのです。
